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2023.02.20

人生を楽しむ狂犬が語る湯沢の魅力【Youは何しに湯沢町へ?Vol.3】

〜新潟・関東をWターンした先でみつけた湯沢の魅力とは〜
本記事は【Youは何しに湯沢町へ?Vol.3】インタビュー動画のダイジェスト版となります。     お話を伺ったのは、”狂犬高橋”こと高橋智計さん(取材当時40歳・2022年8月5日時点)。 Wターン移住経験や、コロナ禍をきっかけにリゾートマンションを50万円で購入。そして、移住をきっかけにフリーランス転身体験など、人生を楽しみ続ける高橋さん。 移住に興味はあるけど、なかなか一歩が踏み出せない方へぜひ高橋さんの生き方が参考になるはずです。

高橋さんのプロフィール

1982年新潟県胎内市生まれ、大学進学をきっかけに上京し新潟を離れ2005年、「株式会社小学館集英社プロダクション」に入社。 プロデューサーとして子ども向けのイベントを全国で開催。 その後2015年、新潟県に入庁。 産業労働観光部産業立地課、知事政策局広報広聴課で勤務。同県では企業誘致のほか、総合情報サイト「新潟のつかいかた」を立ち上げを行う。 プライベートでは自治体職員対象の研修プログラム「OMO Niigata」を主催。 2019年に「フラー株式会社」へ入社。 その後、「Office NoMad」代表としてイベント企画、プロモーション、広報など多岐に渡る事業を展開。公私で新潟県のPR活動を行っている。
     

Wターンのきっかけは災害から自分の本当にやりたいことへ目を向けたから

  一度上京した高橋さんは、東日本大震災をきっかけに徐々に都心での暮らしを不安に感じUターンでの新潟県入庁を決意。しかし、さらなるやりがいを求めて東京のITベンチャーへ転職することとなります。そんななか、コロナ禍へ突入しどこでも営業ができるように。 オンライン飲み会を楽しんだり、リモートワークを関東でこなしていました。
  しかし、壁の薄い賃貸アパートに住んでいたこともあり、近隣からオンライン飲み会中に騒音について苦情を言われたことをきっかけに、 心気一転し新しいライフスタイルの模索のため、リモートワークをしながらバイクで東北を周ることにしました。 その帰り道、新潟へ立ち寄ったことをきっかけに2020年8月に湯沢町のきら星株式会社の伊藤綾さんと知り合い、湯沢町でリゾートマンションが安く購入できることを知り、どんどんと心惹かれて翌月9月には内見を済ませ契約を決めました。
  しかし、この時まだ高橋さんは会社員で、仕事をとるか、湯沢町への移住をとるか選択を迫られます。 コロナ禍や東日本大震災のような大きな有事を通して、 このような考えが大切だと話していただきました。

  高橋さん『リスクっていうのは、自分で決断できないことだと思います。何事も自分で判断したいんです。 コロナのような自分だけではどうしようもない出来事が起こった場合、個人の決断と組織の決断に差が生じることがある。 そういった時に自分の大事にしたい方向に向かうためには? 会社のせいで一生湯沢に行くことを決断できないなら面白くないやと私は感じたんです。』 苦悩した結果、今しかないと移住を決意したそう。
     

思い切り飛び込んで全力で楽しむ

最初の訪問から2ヵ月ほどで50万円のリゾートマンションの契約まで行った高橋さん。移住に対して今の考えをお伺いしました。     高橋さん『よく地方に移住する人って、スーパーがないとかコンビニないとかそんな理由で移住できないっていうじゃない? そんなのAmazonなら翌日届く。だったら、広い土地で自分の好きな乗り物に乗ったりした方が人生を楽しめるんじゃないかなと僕は、思っています。 移住したときに食べていける見込み?なかったです。でも家があるんだもん。 リゾートマンションだと、管理費高いだろうと思われるかもしれないけど月2万だけです。 駐車場無料。都内で車持つと駐車場2万円とかザラ。しかも水道代も無料。だから電気代だけ払えたらいい。 家族もいないし、月2万と食べる分だけ稼ぐんだったら何しても生きていける。

  今の場所で仕事があるから移住ができない、仕事が見つかるかわからないと思う人がいると思うが、行った先で意外となんというかできちゃう。 ビジネスの本質って需要と供給のバランス。足りないところへ人が来ればニーズが生まれる。 湯沢は足りないものがいっぱいある、若いだけである程度ニーズがある街だと思う。 僕は若くはないがこれまでの経験がある。まあなんとかなるんすよこれが(笑)』 経験者の言葉はとてもかっこいいです。
     

近いからできる仕事への信頼関係

  50万円で購入したリゾートマンションは、築30年だったため、リノベーションを決意。工事をお願いする際は、 地元の若い方にお願いしたかったそう。高橋さんらしいその理由と、仕事論についてお伺いしました。Zoomで完成した室内も紹介していただきました。 ブラックの内装とハンモックがおしゃれです。

  高橋さん『リノベーションするにあたっての費用は全部で400万でした。以前カーペット敷きだったのをフローリングにしたんですが、 その工事の音がうるさいと止まって工事してを繰り返し、1年ほどになってしまった。この前自分の家で2泊して感動しました(笑) リノベーションするにあたってなるべく地元の業者さんと仕事したかったんです。 湯沢にお金が回っていって、 若い人材へ投資したくて。だから地元の若い人の工務店へお願いしました。 移住者だったり、若い建築や施工店でチームを組んで、長岡からも仲間を呼んでかき集めました。

  やっぱり、距離感が近いと安心できます。 良くも悪くも新潟市は県の中では都会で、だれも見ていなければ手抜きしてもいいやって感覚の人がいたり。 でも湯沢は、距離が近い分とても丁寧。最後までとても丁寧な仕事をしている。 顔がわかる経済圏だから、信頼感がとても厚い。近いからこそマネジメントしやすいし、 どんな人間かわかるから互いのメリットになるような仕事の仕方もできる。
  良くも悪くも競争相手がいないのがいい。競争相手がいて、価格競争になったらどんどんチープになっちゃう。お金持ちがじゃあ一番強いみたいな価値観になるとちょっと違うよね。』

  これまでの経歴で様々な仕事を経験して高橋さんの考え方は、とても素敵です。
     

地域との距離感は自分で選択すればよい

都会との距離感の違う地域との関わり方をお伺いしました。 高橋さん『実は、マンションはそんなに地域住民とのかかわりはないんです。 一軒家を選ばなかった理由は僕の地元の胆内市は、 横のつながりが強くてコミュニティを大事にするところだったんですが、僕にはそれが合わなかった。
自分のペースで地域と関わる方がいいなと感じてマンションを選びました。 移住って地域となじまなきゃいけないのかな?と漠然と持っていたけど現代の時流に沿った移住の関わり方もありですよね。 リモートワークができるし。

  湯沢町の特徴があって、昔のリゾート開発で実はマンションが58棟あるんです。 僕の家は中規模なマンションですが300戸あるんですがつまり、湯沢全体だと大体18000戸以上はあるということ。 でも人口は8000人しかいない。だから供給過多になってしまって、リゾートマンションが格安で売られている。 近隣住民からもそんなにコミュニケーションを取りに来ない。他の田舎だと消防団とか、 お祭りとか多分手伝うことが増えるが 湯沢にはそこは、あんまり求められていない。 自分のペースでやりたいという人にとってはよい環境です。

  高橋さん、ありがとうございました! 人生を楽しんでいる高橋さんの湯沢での活躍がとても楽しみですね。ぜひ参考にしてみてください。 リゾートマンション暮らしについては、さまざまな記事でも紹介しています。気になる方はぜひチェックしてみてください!

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