南魚沼の美しい山々に囲まれて、とても充実した日々を送っています
オンオフをしっかりと切り替え、生産性を高める仕事の仕方に集中し、定時に家に帰るように努め、帰宅後は子供たちと一緒に料理をしたり、遊んだりしています。
家族と四季折々のアクティビティを思いきり楽しみ、家族との時間をゆっくり楽しみ、充実した日々です。
暮らしびとの紹介
鈴木祐子さん家族構成:夫、息子、娘(取材当時)
鈴木さん一家が移住して2年後の様子 − 新潟県南魚沼地域振興局提供
【以下の取材内容は2019年当時のものです】 東京から家族で南魚沼に移住された鈴木さん。今日は移住されて2ヶ月ほど経ったということで、きら星代表の伊藤と就職先の津山商店の副社長と鈴木さんでの三者面談を行いました。本日はその様子を少し紹介します!
新しい職場に入ってみて、実際どうでしたか?
鈴木さん「引っ越してきて数週間、土地にも環境にもまだ慣れていない中での勤務開始となり、ペースを掴むまで、最初は少し大変なこともありました。今ではこの会社での自分のやるべき事も明確になってきて、職場の皆さんも温かく親切で、毎日楽しく過ごしています。先日、職場の方から、『東京から新しい人が来てくれて、新しい風を吹きこんでくれてありがとう』とか、『新しい何かが起こるかもしれない。希望を感じる』と嬉しいお言葉も聴かせて頂き、私がこの会社に雇用されたことの意味や役割、この南魚沼という地や人に、どんな貢献ができるのか、自分の使命をしっかりと全うしながら、一生懸命、精進していきたいなと思います。そして、この地でとっても素敵な上司に恵まれました!」
副社長「いやいや私は何もしていませんよ! ただ、鈴木さんと私の趣味が共通していたり、人生の目標やビジョン、ビジネスモデルや姿勢、人としての在り方における考え方が似ていたりします。時代の変化に合わせて、お互いに組織をより良いものにしていきたい強い思いがある中、コロナの関係もあり、歓迎会なども開くことはできていませんが、それでも溶け込んでいただいています」
鈴木さん「何気ない普段の会話がとても大切なコミュニケーションツールであること、改めてその大切さに気づかせて頂きました。私が居心地良くフランクにオープンにコミュニケーションを取れるように、いつも自然体で笑顔で接してくださることに、心から感謝しています。私も見習って、人に優しく、温かく、笑顔で接することを意識して過ごしています」
副社長「そんな風に喜んでいただいて嬉しいです。鈴木さんには、第三者的な目線で会社のことを見てもらえていますし、今まで手が回っていなかった部分をサポートして頂いています。右腕どころか両腕になっていただき、本当に感謝しています」
こちらの職場に来て、嬉しかったことや印象に残っていることはありますか?
鈴木さん「雪の多いこの地域では、就職と同時に土地を離れていってしまう学生さんも多いと聞きました。南魚沼は本当に素晴らしい魅力に溢れた素敵な場所だということをどんどん発信して伝えたくて、若い世代向けに、会社のInstagramのアカウントを作ったら、会社の皆さんだけでなく、そのご家族もアカウントを作成してフォローしてくださったり、とても嬉しく感じています。 地域の方にとっては、美しい空気、安心安全で美味しいお水やお野菜、この美しい山々や景色、大自然が当たり前の日常かと思いますが、それは実に素晴らしい事で、人が生きていく大前提である『健康』に何よりも欠かせない要素がぎゅっと詰まった素晴らしい環境であるということをこれからも伝えていきたいです!」通勤時間が車で40分と少し長いことを気にされていましたが、大丈夫でしたか?
鈴木さん「移住前は『雪道を40分運転できるかな?』と少し気になっていましたが、実際に移住してみたら全く苦になりません! 東京での殺気立った満員電車での40分より、1人で過ごす車での40分の方が居心地の良い時間になっています。朝のオンオフを切り替えるための良いツールになっており、オーディオブックを聴いたり、早めに到着したら少し車の中で読書をしたり、帰りは携帯をハンズフリーの状態にして、大切な友人達と、色々なお喋りをしながら帰っています。車での時間は唯一、1人になれる時間なので大切にしています」南魚沼での私生活はいかがですか?
鈴木さん「私生活も本当に充実した日々を送っています。東京で働いていた頃は、会食や飲み会などで家を空けることが多かったのですが、今ではほぼ定時で家に帰り、子供たちと一緒に料理をしたり、遊んだり、旦那さんと2人で晩酌を楽しんだりしています。野菜嫌いだった子供が、自分の手でもいだり、採ってきたりした野菜を、自分たちで料理をすることで食べれるようになったりと食育や、自然の中での生活教育にも最高の環境だと思います。また、東京から新参者が来たということで、ご近所の方が逐一いろんな食べ物を持ってきてくださるので野菜に一切困らないのも嬉しいポイントです。引っ越してきた当時は皆さんが『お祝いだ!』とお米を下さり(笑)その後、柿フィーバーで300個近くの柿を頂き、手作りかぐら南蛮味噌、きのこ、ねぎ、白菜、キャベツ、大根と続き、今はお漬物とりんごのブームです!!(笑)」
これからの抱負をお聞かせください
鈴木さん「日本ではまだまだ定時に帰らず、長時間働くことが美徳とされていますが、『仕事は時間内で終えて、その後のオフの時間はきちんと家族やプライベートを優先し、自分の時間や人生を楽しむこと』ということを伝えるために、まずは自分たちがお手本となって子どもたちに見せていきたいと思います。 仕事を時間内で終えることで会社にとって生産性が向上し、自身にとっては、QOLの向上、ワークライフバランスを保つことで良いパフォーマンスが出せると思っています。中には『地元に戻ってくるな』と子どもに伝える方もいると聞きましたが、自身が生まれたこの素晴らしい故郷を誇りに思い、人口流出・人口減少を食い止める為にまずは何ができるか?どんなマインドシフト・チェンジが必要か?無限のポテンシャルをどう活かしていくか?たくさんの方が立ち上がり、盛り上げて行こうと奮闘している姿に勇気をもらっています。
この素晴らしいふるさとを、誇り高く尊み、「人生は無限の可能性がある」と自分自身が証明することで、子どもだけでなく、沢山の方々に「あなたの人生は無限の可能性を秘めている。」と伝え続けていきたいです。綺麗事では無く、幼い頃は人生を悲観して生きてきた私が、今真剣に感じている事です。何事も「楽しむ」こと! 逆境だって楽しんで、自分の人生経験の肥やしにして生きて行こうと決めています!」
鈴木さんの職場
株式会社津山商店(南魚沼市) 新潟県内を中心に、給食受託事業など「食」を通じた事業展開をしている企業様です。鈴木さんのお仕事内容
採用人事、総務などバックオフィス系
都内外資系企業での秘書業務や、保育関係の法人での人事経験などをご経験されていた鈴木さん。コーチングなどの資格もお持ちで「人」と関わることを生かしたいという思いを受け止め、今のお仕事をご紹介させていただきました。
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